RESEARCH.O

アートを浴びる

2022年07月01日

英国留学時代、住まいを何度か点々としたが最後に落ち着いたのはサウスケンジントン寄りのチェルシーにあるStudio(日本でいうワンルーム)だった。Victoria and Albert Museum(V&A)から徒歩5分。Solicitor(事務弁護士)の大家さんはルームキーの引き渡しの際に「勉強に疲れたらV &Aに行ってリラックスしたらいい。あなたの学生証ならReading Roomのカードを申請できる。そこで論文を書けばいい」と言い残してにこやかに去っていった。(read more...)

私が学んだ英国の大学院、City,University London(現City, University of London)は公立の研究大学・大学院で、ロンドン市との関係が深く通称は「シティ」。社会人経験者が自分の”メジャー(専門分野)”を強化するためにここで「学び直す」傾向も強い。とくにJournalismの 分野は英国最大規模の教育機関といわれ、国内外で活躍する数多くのジャーナリストを輩出している名門で、「出版社を辞めてシティに留学する」というと「ジャーナリズムを勉強するの?」と問われたものだ。シティのコースの中で私が修士課程で選択したMedia and Communicationsの分野はまだ”新顔”という印象だった。(read more...)

ライター(Writer)とエディター(Editor)の違いとは? ときどきライティングの仕事を引き受けるが、そういう場合、望んで匿名にしてもらう。たとえば「文章/◯◯編集部」という隠れ蓑スタイル。名前をどうしても出せといわれれば出す。フリーランスの立場なのに「アホか」と思われる態度だろう。私もそう思う。ここでひとつ言い訳を。仕事においての私の文章は「ライター脳」で書かれたものではなく「エディター脳」で書かれたものだからだ。(read more...)

「あなたはリサーチャーになればいい」ーー。十数年前、まだ東京で編集者をしていた頃、ドキュメンタリー番組制作で数々の賞を受賞し、後にノンフィクション作家になられた方にいわれた。初対面だった。当時の私は、とにかく調べ物ばかりしていて、永田町の国立国会図書館によく通い、果てはロンドン郊外のキューやワシントンDCのNational Archivesを訪れて手書きの一次資料に感動するようなことをしていた。氏はそんな私のマニアックさを見抜いていたのだろう。「あなたはリサーチャーが向いている」といった。(read more...)

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2022年06月10日

2022年6月10日は「一粒万倍日」と「天赦日」が重なる最強の開運日だという。出先で教えてもらい帰りがけに宝くじでも買おうとしたが、ここは一攫千金を狙うよりも長いあいだ懸案事項だったRESEARCH.Oのホームページに着手すべきではないかと考え直す。先日、Kammyこと神谷利男さんからwebnodeについて教えていただいたことも絶好のめぐり合わせに思えた。”Today is the first day of the rest of my life" そう、「今日がいちばん新しい日」。(read more...)

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